地元で『空ふさがり』と呼ばれるところが室兼の本谷にあります。
 本谷沿いに室兼林道がのびており、それに沿って奥へ向かいます。入り口あたりの道路は舗装されていますが、すぐに未舗装となり、クネクネした細い道が続きます。ガードレールもなく、片方は谷ですので、運転は注意が必要です。

山が割れたような異空間

 林道の入り口からおよそ2kmくらい進むと、途中には、「空ふさがり」と呼ばれている岩と岩の間を通ります。林道は、片方が岩壁/片方が谷で、道美しい流れの谷川と切り立った岩の間を縫うようにつづいています。

かつて、この場所には七宗森林鉄道の軌道がしかれていました。七宗森林鉄道は、1935年(昭和10年)に開設され、廃止される1957年(昭和32年)まで、木材の積み出しが行われていました。

※「空ふさがり」からさらに林道を進むと、七宗国有林のゲートにぶつかります。一般車は入れません。

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